6年の黄色い相棒

ea25-076年前の2007年1月。 ヤフオクで14,500円の黄色い自転車を手に入れました。 学生の頃のBSユーラシア以来の自転車趣味の再来です。 しかし所詮は安物。 次第に不満が募り、1年後にはツバメ号を購入、リタノフには殆ど乗らなくなりました。

その後、気が向くと手頃なパーツを入手しては換装。 元が安物なだけに換装の効果を体感できるのが面白く、それを繰り返しているうちにロードバイクっぽくなってきました(まとめ記事リンク)。

2010年10月に200kmライドへ行ったのをキッカケ(文末に記載)に、リタノフでガンガン走るのに目覚めて、私の自転車のメインの座へと戻ってきました。 邪道である事はよく知っていますが、私にとってリタノフは本物の中の本物のロードバイクです。 何処でも乗って行きたい大のお気に入りですが、現実は安普請な車体を設計外に改造しただけで、いつまでも安全に乗ることができません。 楽しいうちに、リタノフはヤメる事にしました。

新しいタイヤを履いて最後の200kmライド。 1月26日(土) いつもと変わらない小田原・箱根湯本へと走ってきました。

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ea26-11最後のライドだから、できるだけ多くの場所でリタノフの写真を撮りたいと思います。

まず最初は滑川(由比ガ浜)での事、海沿いの駐車場の柵の前で強風により自転車が倒れてしまった人を見かけました。 「自分は気をつけなきゃ」と他人事のように思いながら、自転車を倒したローディーと少し話をしていたら、、、激しい風でリタノフもバッタリと倒れちゃいました(おいい!) こんな最後の日にコケなくてもいいでしょ。。まったくもう

この先、向かい風の中を西へ向かいます。 江ノ島のあたり、茅ヶ崎、、風は勢いを増していきます。

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ea26-19R134の鵠沼から西は海沿いに防風林(防砂林)があるので横風は殆どなく、向かい風さえ頑張れば、比較的穏やかに走ることができます。 しかし、橋などの防風林が無い区間は風が半端じゃない。 茅ヶ崎の先のトラスコ湘南大橋なんか、バックするかと思うくらいの向かい風でした。

大磯港の近く、アオバトの飛来地。 撮影のために防波堤に上がると、カラダごと吹っ飛ばされるくらいの激しい風。 重量級のリタノフでさえ手を離すと飛ばされるので、チェーンロックで固定して撮影しました。

ea26-21こんなんで小田原まで走れるのだろうか?とさえ思いますが、たたでさえ重いリタノフを長距離向けにいろいろと装着しており、リタノフはさらにズッシリ。 その重さで慣性が生まれるのでしょうか。 向かい風に関しては、軽量なツバメ号よりリタノフの方がよく進む感じがします(気のせいかもしれませんけど)。

多くの得るものが有りました。 このリタノフのお陰で向かい風への苦手意識がだいぶ無くなったのが一番大きいかな。 私にとって良い自転車だとつくづく思いますし、この小田原までのコースにピッタリの自転車です。

見慣れた景色の随所でそんな事を考えて漕いでるうち、小田原へ着きました。

ea26-222010年10月の事。 初めて小田原に来た日 = 初めてリタノフで200km超を走った日 という事になります。 あの頃は佐渡ロングライドの210kmを速く走る事が目標で、練習としてリタノフで200kmを走ってみたら、アルミのガシガシ漕ぐ感触がすごく楽しくて、そこから200kmライドが習慣化しました。

佐渡ロングライドでは目標タイムを大幅にクリアして練習の効果を実感できました(手柄はツバメ号のものにw)。 それからは佐渡ロングライドではなく200kmライドそのものが目的として続いており、200kmライドは50回を超え、その7割がリタノフでした。 特に小田原へのコースが好きです。

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ea26-48そんな思い入れの強い小田原を本日も通過し、箱根湯本へ。 坂を登らずして地名だけは箱根を味わえるという点が私にはオイシイ場所です(笑)

ここをリタノフの最後のライドの目的地としました。 復路は風が弱まった軽いの追い風でのんびりとした気分で帰宅をしました。 ラストランの走行距離は224.4km

6年前のあの日、しょーもない太ったサイクリストにしょーもない自転車がやってきました。 私は体重が15kgも減り、リタノフは私にとって本物のロードバイクになりました。

自転車の楽しさを教えてくれた相棒。 自信をつけてくれた相棒。 新しいタイヤを履いて最後の最後までよく走り、このライドをもってお別れとなりました。

ありがとう、リタノフ。 私にとって最高の自転車でした。 すごく楽しかった!!

コメント

  1. モッパー より:

    ゴードンさん

    言葉に出来ない程、良い記事です。こんなに愛されたリタノフさんが羨ましい。うちの DEFY3 君も私のパートナーとしてリタノフさんと同じくらい愛して一緒に楽しみたい。リタノフさんの退役と後継車としての再生に祝福 !!!

  2. ゴードン より:

    ☆ モッパーさん

    リタノフ最後の記事を読んでいただき、ありがとうございました。 出来の悪い子でしたが本当に楽しかった自転車でした。 人生の方向性が変わったと言っても決して大袈裟ではありません。

    モッパーさんこそ、DEFY君ともっと楽しめるといいですね。

    うちにあるジャイR3(アンジェリーナ号)は安物ですがそれでも作りはしっかりしてるので、DEFYはさらに良いと思います。 105とかアルテグラに換装すると劇的に凄い自転車になる可能性大です。 ウッシッシ
     

  3. モッパー より:

    ゴードンさん

    うっふっふ。ゴートンさんに先導頂いて、初心者の私なりに勝手に分かった感じがしてきています。ネットの色々な情報だけ見て「気に入らなきゃDEFY3売り飛ばして次の完成車買ったほうが結果的に良いんだろ」と思ってましたが、そんなことないですね。偶然に出会ったコイツではありますが暫くは心中するつもりで頑張ります。僕の先入観を完全に解き放って頂いてありがとうございます!!!。

  4. ゴードン より:

    ☆ モッパーさん

    おっ! DEFY3とタッグ組むんですね。 そりゃ、さぞ楽しいだろうと思います。

    語弊があるかもしれませんが、スペックの高い自転車なんていつでも乗れます。 私みたいにスペックが低いマシンを持ってると、数々の感動を知る権利があります。

    今度買ったチネリにしても、所詮は廉価なアルミですから、リタノフと大差ありません。 まぁ、フレーム構造の設計はちゃんとしていると思うので、おそらくDEFY3と同格だと思います。 お互い、これからもアルミ自転車を楽しみたいですね。

    人さまに提案をするなんて、ちょっと行き過ぎで恐縮ですが、1つだけ。
    ブログを拝見したかぎり、SORAのRD(リア変速機)はまだ手付かずの様です。 プーリーが黒いので、まだ換装していないかとお見受けしました。
    純正の黒い円盤でしたら、それは間違いなく「ブッシュ式」のプーリーです。 これをベアリング式のプーリーに換装してみてください。 セラミックなんて高い物は不要で、鉄玉で十分です(2個で3000円くらい) 自転車の世界がガラリと変わります(ウッシッシ・2)

     古い記事ですが → http://blog.roady.jp/2010/03/14232146.html

  5. モッパー より:

    いえいえ、是非教えて下さい!!! さすが、ゴードンさん写真見ただけでそんなことまで分かるんですね。まさに気になっていた部分の一つです。
    そうなんです。いくらプーリー分解して綺麗にしてもすぐに砂を拾って手で回すとジャリジャリ感たっぷりになってすごく気になってました。
    ただし、どうもプーリーを取り付けてあるプレートが歪んでいるらしく、リアハイギアでは、後ろから見て右側のプレートにチェーンが接触してチャラチャラ異音がすることも気になってます。
    DEFY3買った中古店のお兄ちゃんに相談したら、「ああそれはうちの中古の105のリアディレイラと交換すると両方治ります。105のプーリーはベアリングだしね。」とドヤ顔で言われて「そんな自転車売りつけたのオメーだろ」と腹わた煮えくりかえりながら納得していたのですが、アルテグラですら片方はベアリングじゃないならまたしても騙されたか!!!
    ちょっと脱線しましたが、今後 リアディレイラ -> スプロケ・チェーン・STI(10s化) の順でリア駆動系をまずは105 化したいと企んでますが完成は多分1年先とかにはなると思います。その前にプーリーだけ交換する価値はありますでしょうか ? SORA というか 2300 なんですが、下側のプーリーのサイズが通常より大きくて 105 に流用出来なさそうな感じがしています。
    上記中古屋さんだけでなく、近隣のロードバイク取扱店回って聞いても特に互換性については店員によって言うことが違います。帰ってネットで裏とると間違っていたなんてシバシバ。こんなもんなんですかね…回答が難しい内容でさらに長文ですみません。

  6. ゴードン より:

    ☆ モッパーさん

    RDは2300でしたか。 ウチの改造済みのジャイR3にも8速系のRD(たぶん2200?またはMTB系)を装着していますが、テンションプーリーがデカイです。 次に10s化を考えてるのなら、2300のプーリーを換装するのはちょっと無駄かもしれないですね。

    後々にRDだけ先に8→10sに換装との事ですが、私も同じく、リタノフが8速だった時にRD-6600を入れていました。 知識がなかった私は互換性を無視していましたがw、結果的に56系・66系あたりは大は小を兼ねて大丈夫みたいです。 FDはシビアですが、RDは意外と簡単みたいです。 57系・67系のRDはそれに加えてキャパシティが広域になったのがさらに魅力です。
    変速系を全ていっぺんに換装する場合は別として、シマノの互換表を見ながら順番を推理していくのは面白いですよね。 モッパーさんは、ネット等で裏をとってきちんと研究しているでしょうから、弄った時点で自己責任だと自覚できていれば、自分を信じて進むのが良いのではないでしょうか。

    RDの歪み?に関しては、元々テンションプーリー(下側)には左右の遊びがあるのですが、プレートに当たるとなると、テンションの調整(縦方向にあるちっちゃいネジ)で解決するとか、もしくはRDの装着が曲がってるとか。

    リタノフは、まさか?の後者でして、製造(初期組立)時のミスだったのか、私の作業ミスなのかは不明です(工場がいい加減なのか、私がマヌケなのかの、どちらか(笑))。 RDの♂ネジよりもフレーム側ハンガー♀の材質が柔らかいため、RDが斜めに挿入されて本体側のねじ山を舐めてしまった状態でした(本来、交換不可能な方に硬い材質を使うのが常識だと思いますけどネ)。 鉄フレームなら修正ができる(らしい)し、通常のアルミ車でしたらRDハンガーが交換可能ですが、リタノフの場合はフレームと一体なので修復不能です。 記憶では2年くらい前の事ですが、RDはキツく締めれない(増し締め=破壊)し、緩んできたらリタノフは絶命という覚悟をしていました。

    ここ1年ほど、シフトダウン徐々にが鈍くなっていく感触はありましたが、コツさえ掴めば操作は可能でした。 それが今回解体したとき、RD装着が緩んできちんと固定されていなかったのを発見、実際は絶命寸前だった事が判明しました。 RD脱落など、相棒が壊れて動かなくなるのを見ずに、最後の最後までよく走って現役で見送れてよかったです(ホッ)

  7. モッパー より:

    ゴードンさん

    >もしくはRDの装着が曲がってるとか

    大当たりでした!!! RD 取り外して RD ハンガーにこびりついていた油脂を清掃して組み直したら、完治とは言えませんが随分良くなりました。RD ハンガーなんて存在を今まで知らなかったのですが、こんなことあるんですね。高価なものでは無いようなので RD ハンガー取り替えてみます。本当に助かりました、有難うございます !!! ゴードンさんのような方が近隣の自転車屋にいればバッチリなのに…
    ご迷惑でしょうが、今後もご相談させて頂くかも知れません。勝手ながら、その時はよろしくおねがいします。

  8. fuji.san より:

    今頃コメントお許し下さい~(笑)
    いい話でした(泣) 私の赤い奴もそろそろ2万キロ走ります。
    これからも大事に乗ってやろうと思いましたね~! 自転車万歳\(^o^)/

  9. ゴードン より:

    ☆ モッパーさん

    いえいえ、偶然にも部位の名前だけかぶりましたが、気付いて分解して確認したモッパーさんの意向そのものがもたらした結果でしょう。
    というか、前オーナーが転倒したとかして、RDハンガーが曲がっていたんでしょうか。

    相談できるようなスキルは、素人の私にはなくて、失敗例だけは沢山持ってます(苦笑)。 それと同時に、今まで教えてくれた方々のお陰なもんで、そこは皆さんに感謝です。

  10. ゴードン より:

    ☆ fuji.sanさんさん

    あぁ、あの赤い奴ねぇ~ 頑丈なジャイアントであっても、あの走りだったら、酷使しちゃってるんじゃないでしょうか。 リタノフは何キロ乗ったかよく分からないのですが、似たような距離だと思います。 そもそも、自転車ってどれくらい持つんでしょう?

    とにかく、お互いに自転車やっててよかったですね。 こんな面白い物はそうそう無いかも。
     

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