引責ブルホーン

ed21-01アンジェリーナ号。 ブルホーンバー&バーコンへと換装したのはつい先日の3週間前の事です。

換装の記事の最後に、快適性がなく自転車としての完成度が低すぎと書きましたが、実際に乗ってみて、過去ワースト1位とも思える仕上がりでした。

そもそもバーテープを巻いておらず、振動をもろに受ける状態。 作業の続きとして厚手のバーテープを巻けば少しはマシになるかもしれません。 未完成にして自ら先入観を植え付けてしまった感がなくもありませんが、このままやっても発展に期待が持てません。

僅か3週間でしたが、バーテープを巻く事なくブルホーン仕様のアンジェリーナ号はヤメ。 フラットバーへと戻す事にしました。

さほど面倒に感じないあたり、改造の作業をする事だけが目的になってる気がしますね、ハハハ

ed21-11ひょんな事から、レバーコラムマウントを入手しました。 これにより、コラムスペーサー部にWレバーの台座を装着する事ができます。 今まで使っていたバーコンは、バーエンドにWレバー台座を装着するパーツであるので、バーコンからコラムへ、Wレバー自体を移植する事になります。

実際に装着してみて、ハンドル回りがスッキリしました。 が、しかし。

Giant Escape R3はシフト用アウター受けがヘッドチューブに溶接されています(多くの車体はダウンチューブ)。

回転するコラムと回転しないヘッドチューブへの距離が近すぎて、ケーブルの配置がうまくいきません。 短すぎるとハンドルを回しきれないばかりでなく、ケーブルの押しでハンドルがまっすぐに向かないという悪影響が懸念されるし、長めにすると見た目にかっこ悪すぎるし。 さらに、ケーブルを前方に出すとWレバーは逆向き設置になってしまう等、操作性が悪くなります。

見た目にも良くて便利そうなアイテムではありますが、実際に組み付けてみると、アンジェリーナ号には不向きな様でした。 よって、却下。

ed21-12改めて、フラットバーにする為のパーツ類を用意しました。

560mmのアルミ製フラットバーの両端をカットして520mmとして長らく使用していましたが、使用感を上げるためにさらにカットして480mmとしました。

さも計画的っぽい言い方をしましたが、前記のようにコラム側へシフターを移植する空き分を見越してカットしてしまったところに、シフターが戻ってきてしまった為、ハンドルはかなり混雑状態となります(汗)

ed21-17ブレーキレバーは少しグレードアップしたMT4.0を使用、グリップは新品へ換える機会に目立つ色を選んでみました。

6年間使っていたアウターケーブルも新しいのに換えたいと思います。 先日使い切った黒いアウターケーブルは、ブレーキ・シフト共に5mmのものでした。 今回から白いアウターケーブルを購入しましたが、ブレーキ用は5mmのままですが、シフト用は4mmとしました。

毎々の事ですが、アウターケーブルの末端はカットしたままでなく、千枚通しで開口部を確保し、ヤスリで削って断面を平らに仕上げます。 白いケーブルですとキレイに仕上がってないのが丸出しなので、断面の拡大写真はヤメときます。

 

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ed21-22たった3週間のブルホーンを終わりにし、フラットバーのアンジェリーナ号の再来です。 ハンドルがさらに短くなっちゃいましたw

ブルホーンバーではあれだけ酷かったのに、フラットバーに戻したら、だいぶ乗りやすくなりました。

個人的にブルホーンバーは好きですし、、、前記のように車体との相性もあろうかと思いますが、、、今回の結果は残念だったかな。

そんな仏の顔も3度まで。 いつ3回目を使い切ったか分かりませんが、今回はブルホーンバーに責任をとってもらう事にしました。

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ed21-07ブルホーンバー・切腹! 今日からオヌシは、ショートブルホーンとして生まれ変わるのじゃっ!

ある日突然、武士が忍になったような。 三流映画チックな展開だと思っていただければ。。

いわれのない罪をかぶせられ責任をとらされたブルホーンバーの旅が、いま始まります。 お楽しみに!

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