WH-6700ハブ分解清掃

ek11-01これまでホイールに不自由していました。 4月より半年の間、デュラエースのホイール(WH-7801SL)を2台で使い回しており、アルテグラのホイール(WH-6700)はお休みしていました。

このWH-6700は2010年秋に購入し、リタノフで200km超のライドで約35回、その他諸々を含めると多分1万キロ近く。。 2年半の酷使にも関わらずハブのメンテナンスを行っておらず、そろそろヤバイのでは?と思って、メンテナンスを行うまで休ませる事にしました。

結局この半年、面倒とばかりに作業を後回しにしておりましたが、その間も200kmライドは続いており、今度はデュラを酷使してきました。 このままではいけない。 今回はその重い腰を上げ、分解清掃の作業となりました。

ek11-021年前にSpinforce(エスケープ付属のホイール)とWH-R500の廉価な2種のメンテを行い、それは練習のようなものでした。 今回は3~4倍の価格となるWH-6700で、いわば本番のような位置付けとなります。 うぅぅ、、、緊張するねぇ。。

とは言え、この後には10倍クラスのWH-7801SL(デュラエース)をやるかもしれないし、さらには手組みホイールへの挑戦などと色々考えており、ビビってる場合ではありません。

つまらん能書きはこの辺にしといて、作業へと入ります。 まずは前輪から。

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ek11-08前回の作業では、左右のベアリングを混ぜてしまいまして、後になってから混ぜちゃイケナイ事を知りました。 ロックナットと玉押しを外す際に油断すると、ベアリングがこぼれて左右が混ざってしまうので、ここは慎重に。 片側のベアリングをピンセットで丁寧につまみ、ザルで分けて清掃をする様にしました。

このWH-6700。 私には比較対象はWH-R500しか有りませんが、防塵&防水の対策が成されているという印象を受けました。

多少は慣れてきたつもりですが、清掃後の組立ての際、玉押し調整にはまだまだオッカナビックリの作業でした。

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ek11-14続いて後輪。 フリー側はシールの下にベアリングが入っており作業の邪魔になりますが、このシールは簡単に剥がす事が出来ます。 写真ではピンセットの逆の先端を使用していますが、マイナスドライバー等で出来そうです。 シールは左右で形状が異なるので、装着間違いには要注意です。

過去にやった2本のホイールはシールを剥がした記憶がありません。。 剥がれるのかどうかも不明なので、次回やってみたいと思います。

各部を清掃したまでは良かったのですが、ここで大事故が発生!

ザルの中に入れておいた小さなザル(チャコシ)がひっくり返り、、、左右ベアリングが混ざってしまいました。 orz

すごく気をつけていたのに。。 とっても残念な思いでハブのメンテナンスを終えました。

ek11-15分解清掃を終えたところで、チューブレスタイヤの話。 もう1つの悩みの種であった、『前輪のエア抜け』を解決させたいと思います。

エアを充填後に1日走る分にはさほど問題ありませんが、前輪だけは1週間もするとすっかりエア抜けしちゃっています。 パンク箇所?と思い水に水に浸して長時間見てると、サイドの表皮全体から微小な泡が無数にチラチラと見える症状。 穴が開いてるのではなく、全体に染み出ている様子。 なんなんだ? これ?

よって今回はローテーションをする事にしました。 1つは装着の見直し。 もう1つは、不安のあるタイヤは、前輪の2倍の速さで磨耗をする後輪に履かせて、さっさと終わらせてしまえ!という考えから。 15回ほど200kmライドをやれば、後輪は終わりでしょう(笑)

ek11-16チューブレスタイヤでは毎々の事ですが、タイヤを外すと、リムには前回装着時に塗った石鹸水のカスが沢山付着して、何ともバッチイ感じがします。 ウェスで拭いてキレイにしましょう。

新品タイヤの場合は石鹸水で湿らせないとタイヤを装着出来ないくらいに難航しますが、今回のように装着癖がついたタイヤは、装着が簡単です。 ただし、エアー注入時に、ビードがリムにしっかりと装着される為には、少量ではありますが、やはり石鹸水で濡らす必要がある点は、ここに添えておきます。

ek11-20WH-6700 今回の作業。

前後ハブの清掃・グリスアップ。 チューブレスタイヤの前後ローテーション。

使い心地が良いチューブレス対応ホイールにしては、比較的廉価なため、気負わず使えるのが嬉しいホイールです。 デザインも好きですし、半年ぶりに使える日が来たのが嬉しいです。

という事で、早速コイツでロングライドへと出かけてきます。(^^)

コメント

  1. らすかる より:

    不安のあるタイヤで「15回ほど200kmライド」ってのは危険じゃありませんか?
    バーストした時の事を考えて、予備のタイヤとチューブを持ってた方が良いですよ。

    私はユッチンは見限って、IRCを使用することにしました。

    とはいえ、MAXXISのRadiale TL(ラディエール・チューブレス)も一度は試して
    みたいと思っている今日この頃www

  2. ゴードン より:

    ☆ らすかるさん

    おしゃる通り、不安のあるタイヤで続けるのはどうかとも思いますが、徐々にエアが減っていくというだけの事なので、交換よりも天寿を全うさせるつもりです(笑) 早く磨耗する後輪へ持っていくと本文中に書きましたが、と同時に、危険材料は前輪よりも後輪の方がマシかなと。

    とりあえず昨日はコイツで220kmほど走ってきました(笑) なーんの問題も無し。 あとは1週間ほどエアー抜けの様子を見て、抜けが少ないようだったら「タイヤの品質ではなく、自分の装着が悪かった」という結論が出るかもしれません。

    らすかるさんはユッチを見限ったんですか? 個人的には、何本か使った結果ユッチは表面の風化(剥離やヒビ割れ)が酷かった印象があります。 SOYOのチューブレスはお買い得なのですが、ユッチが作ってるので買う気が起こらない。。 使いもせずにNGを出してはいけませんが、私もユッチを見限ったかなw

    Radiale TL というのは初耳。 MAXXISはクリンチャーとしてエスケープの純正タイヤに付いていました。 廉価な自転車の純正ならおそらく廉価だろうと思いますが、それでいて雑に扱っても耐久性抜群で、気になるブランドです。 チューブレス派としても、私も研究してみたいです。(^^) しかし、、ちと高いねぃw

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    MAXXIS Radiale TL(ラディエールって読むらしい)
     ▼
     http://www.maxxis.jp/road_radialeTL.html

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