前編ではフロントフォークをカットし、フレームと組み合わせました。 今回は同じく構造部を成す、ハンドルとシートポストの作業をレポいたします。
他ブランドのフレームセットの内容は知りませんが、たぶん、フレーム本体 + フォーク + ヘッドセット だろうと思います。 このチネリ・イクスペリエンスは、Cinelli Vaiというブランド名をもったドロップハンドル、ステム、バーテープ、シートポスト、シートクランプが同梱されています。
オマケが多くてラッキーと思うか、その分も代金に含まれてるだろうと思うか、それは人それぞれですが、私にはリタノフから外してきたパーツがあります。 まぁ、せっかくの機会です。 重量や質感を比べて気に入った方を使っていきたいと思います。
ハンドル → チネリ付属品:342g、リタノフ外し:246g
ステム(双方とも110mm) → チネリ付属品:132g、リタノフ外し:123g
シートポスト → チネリ付属品:299g、リタノフ外し:218g
リタノフから外したパーツ(従来品)に比べ、チネリの付属品は手に持っただけで重く感じていました。 これを秤に乗せてみると明らかに差がありました。 それなりに吟味して入手した物である点を含め、今回は予定通り従来品を続行して使用する事にしました。
ステムが違うサイズだったらポジション調整に便利なのですが、残念ながら同じサイズでした。
薄手のアルミにカーボンを被せたアルカーボンのシートポスト(218g)、表面が擦れてしまったSpecialized toupe 143(164g)、シートクランプだけはCinelli付属品(28g)です。 サドルはSpecialized、シートポストはFELT。 ブランドに脈略が無いのは見て見ぬフリをします。(^^;
サドル上面は水平にセット。 サドル上面~BB軸は「股下×係数」ですが、諸説あって、0.875だとか0.889だとか0.893だとか? 正解がよく分かりませんが、最初は低めで慣れてきたら上げていくというイメージの様です。 結果、私は実寸で710mmでやってきてるので、それを採用します。
サドル後退幅(サドル先端~BB軸)も正解が見つからないのですが、いろいろやってきた結果で65mmとします。
サドル位置をチェックしたらシートポストを抜き、クランプ部内側に滑り止め剤(ファイバーグリップ)を施して、再びシートポストを挿して固定します。 これで、強く締めなくてもサドルがしっかりと固定されます。
同じく、ステムのハンドルバー側クランプ部にも滑り止め剤を塗布します。 ハンドルはカーボン製なので強く締めると割れてしまう可能性があるし、緩いとハンドルがきちんと固定されません。
前述のようにリタノフで使用していたシートポストですが、リタノフよりもスローピングが浅いため、シートポストが6cmほど深く挿されています。 この分だけシートポストをカットしてしまいたいくらいです。 カットの作業は簡単ですが、そもそもカットして強度に問題ないかどうか不明で危なそうなので、やめておきます。。
これにて、サドル・ハンドルの取付が完了しました。 次の記事では、コンポーネントの取付へといきたいと思います。
コメント
おっいよいよ組むんですね、楽しそう。
G丼さんは710mmでしたか。
フーム買いですよね?ハンドル、ステム、ポストも付属してるんです。
フレーム買って。楽しんでいますね。でも、200㎞をちょっくらいってこれるのはすごいやあ。黄色のフレームから大変身ですね。
☆ takaさん
もう組んじゃったんですが、記事が追いつかなくて(汗) 100kmほど走ってきたし。(^^)v
710mmって、サドル高の勝負でしょうかぁ。。 やっぱり長いほうが勝ち??
☆ kaol_suppleさん
すみません、コメレスを書き忘れてました(汗)
10代の時のランドナーでは、若さまかせに突進しており、日に50kmくらいで完全にくたばっていました。
この歳になるとチカラや気合に不足するので、「いかに手を抜くか」が重要になります。 ロードバイク、特にロングライドではオッサンならではの手抜き重視の走りになります。 だから、50kmも200kmも大差ありません、、、と豪語できたらいいのになぁ~