カオス・イノチノミズ

カルヴァドスの主材:リンゴの隠し味を探るため、洋ナシのブランデーを入手しました。 オードヴィー(Eau de Vie)〜ポワールウィリアム(Poire Williams)

若き頃の職場の冷凍庫には4種類のオードヴィーがあり、その中でポワールウィリアムがいちばん馴染めました。 他はキルシュ、ミラベル、フランボワーズ。 銘柄は忘れましたが、今回のマスネ社と同じアルザス形ボトルで、味もこんな感じでした。 うまく言えませんが、慣れが必要な味です。。アハハ カクテルも無理だわな、、、と思って30年。

冷凍を試そうと別ボトルに。 ちーと取り過ぎたからと戻すつもりが、隣に置いた『グラッパ』のボトルに。 イン。

アチャー!   やっちまった! ショックで棄てちまいたい気分ですが、ショットでクビッと。

ナニこれ?   めっちゃウマイ!!  グラッパ9:ポワール1  事故品が定番となる予感。 ごく少量なのに恐るべし! 洋ナシの隠し味か!?

購入間もないグラッパ。 過去に飲んだ香り高く琥珀色のマールと同カテゴリですが、これはこれで個性がスゴく、さらに慣れが必要w  偶発的事故により結果ヨシでしたが、グラッパ自体の味が分からなくなりました。

一般に耳慣れないオードヴィーって何? 和訳で『命の水』 果実の醸造酒を蒸留した直後は無色透明でオードヴィーとも呼ばれ、樽熟成を経て琥珀色となります。 ざっくりと、オードヴィーとブランデーは同じ意味ですが、ブドウ・リンゴ以外の無色透明な蒸留酒をオードヴィーと別枠表現されることが多い気がします。

グラッパ。 ブドウの搾り残りのブランデーをイタリアでは『グラッパ』、フランスでは『マール(Eau de Vie de  Marc)』と言います。 うん、これまたオードヴィーと。

今回の2品。 裏返すと日本語でブランデーと書かれてました。 アァ、ソーナノネ?

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