最強ブルホーン

fh30-01カッパ号。 ブルホーンバーからブルホーンバーへ換装。 換装の前と後とでほぼ同じ形をしているため言わなきゃわからないくらいですが、実際には、ハンドル回り総取り替えという大規模?な変更です。

有り合わせパーツで組んだのが昨年5月。 黒系と銀色系パーツが不揃いだったため、その後は変速機(←やはり有り合わせw)シートポスト(新品)を変えてきました。 特にレトロ路線は狙っていませんが、やはりクロモリには銀色パーツでしょうか。

品選びに際してハンドル径の規格などを研究したので、そこも含めてレポしたいと思います。

fh30-06ブルホーンバーは、先端が持ち上がっていない平らな日東(Nitto)B266AA。 幅(芯-芯)340mm、380mm、400mmの3種類のうち400mmをチョイスしました。

一般的なドロップハンドルに近似した幅:420㎜の今までのブルホーンに比べると2センチ狭くなります。 ニワトリ号では390mmのドロップハンドル(←元リタノフ用)がすごく使いやすいので、私には400mmが狭いということはなさそうです。

バー手前側は一直線でなく僅か前方に曲がっています。 リーチは130㎜で今までより約2cm長くなります。 バー径は23.8㎜で後述のギドネットレバーにぴったり。 クランプ径:25.4㎜で26.0mmのステムとは互換性がありません。

fh30-09ステム(DIXNA製)は溶接部が目立たずすっきりしたデザインで気に入っています。

ハンドルに合わせてバークランプ径:25.4mmとなります。(カタログ等でよく見るるサイズは、25.4mm/26.0mm/31.8㎜)。 これまで使っていたステムのバークランプ径は26.0mmでしたが、たったの0.6mmでも互換性は無いため交換となります。

コラムクランプ径:28.6mm(1-1/8)、ステム長が60㎜という点は同じですが、これまでは84度だったのを角度がきつい73度としています。

84度を買おうとしている私に、ライトサイクルさんの店長曰く。 ステムを下向きにセッティングすると水平に見える73度がいいのではと、ナイスアドバイスでした。

fh30-13ダイヤコンペDC139・ギドネットレバーです。 これまで使っていた同品は初期からレバーがガタガタとして調子悪かったので、この機に新品としました。

ギドネットレバーはレトロ向けのパーツです。 前述のようにレトロは狙っていませんが、このチープな感じがクロモリに合ってるし、何よりも、ハンドルのどこを持っててもブレーキレバーに手が届くのが、便利で安全です。

fh30clg-1今回の換装とは関係ありませんが、バーコンを装着してみました。 センス的な良し悪しは別ですが、逆引きレバーとの組み合わせでケーブルが干渉してしまう点があっさりと解決できる点、ギドネットとの相性が良さそうな気がします。

バーコンの装着にはバー先端の太さ、深さ、形状など、意外と制限が多いのですが、この日東B266AAは問題なし。 しかし、旧ハンドルは先端をカットしたため、リーチが浅い上、ケーブルを這わせるための凹みと干渉してバーコンは挿せませんでした。 アンジェリーナ号で試そうと思ってただけに、ちょっと残念。 もう1本B266AA買おうかな、、、ってウソです。

fh30-32バーテープは、初期と同じ黄色のコットンバーテープにしたいと思います。

fh30-25

fh30-30それでは、装着の作業です。

昨年から使ってみて、もう少しハンドルが太かったらいいのに、、、と思ってました。 コットンバーテープでこれを実現するため、重ねて巻くことにしました。 こんなやり方があるのかどうかは不明ですが、自分の自転車だからまぁヨシとして、何事も経験。 とりあえずやってみることにます^^;

fh30-36前回余ったテープであり、ブログ写真的にわかりやすいように?という事で、下地に茶色のコットンバーテープ。

『厚すぎない』『デコボコしない』という2点から、ハンドル直線部は下地のバーテープが重ならず平らになるようにして、その上から改めて普通にバーテープを巻きました。

fh30-41写真では分からないくらい、わずかにハンドルが太めになりました。  二重巻きもそうですが、バーテープの末端をギドネットレバーの台座で挟んで終わらせるのも独自のやり方です。 他にやってる人が居るのかどうかは不明。 前のバーテープが破れて使えなくなるまで末端の不具合はなかったので、一応、成功としたいと思います。

例によってこのブログは記事のアップが遅く、作業後に2度の走行。 300kmほど走りました。

fh31-01想像をはるかに超えて非常に快適になりました。 ハンドルには適度な弾力があってGood! リーチが長くなった分だけ前傾のポジションがとりやすくなって高速走行が楽々に。 僅か太めに巻いたバーテープも良い。 そして、銀色パーツはテンションが上がる。

ここにバーコンを装着すると操作性では最強かも。 今はWレバーで楽しみたいので、バーコンはそのうちにやるかもしれないし、やらないかもしれません。 ともあれ、日東B266AA+ギドネットは文句ナシの大成功でした。

 

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