バーテープの危険な香り

レトロ路線とまでいきませんが、独自性を狙ったカッパ号には、昔懐かしのコットンバーテープを使っています。　それが13か月／4700kmで破けてきました。

今から６年も昔の話。　洗ってないグローブが臭いという事件を起こしました。　今回はグレードアップしまして、古くて洗っても臭いグローブ。　そいつで握ったバーテープが臭い、、グローブを替えてもバーテープが臭い。　イコール、自転車がいつも臭い。

こんな危機が昨年の昨夏。　当時新車だったカッパ号に襲いかかりました。

新車なのに突然寿命を迎えてしまった気分でしたが、こんな時どうするか？

答えは、、、バーテープ部にホースで水かけて洗剤でゴシゴシやる。　これだけで簡単に解決しました。　衣類と同じように扱えばいいんですネ。　　
（自分でスゴイと思いました）

夏が終わってから交換としたいのですが、破けた以上は仕方ない。　即交換。

作業の前にコットンバーテープの名誉のために申し上げておきますが、、、破れたのはほんの少しでして、信号待ち時に糸屑をちぎろうと引っ張ったら、バーテープが大きく裂けてしまった、というものです。　余計な事をしなければ、プラス1000km以上は使えたかもしれません。

それでは、交換作業開始です。

まず、次作業のために末端部分をビニールテープでマークしておきます。　古いバーテープを剥がすと色の差がハッキリ！　すいぶんと色落ちするもんですね。　そりゃ洗剤で洗えば色も落ちるでしょうけど、クサイよりマシでしょう。。

昔の作業において、ギドネットレバー台座の固定バンド（銀色）を隠さず、むしろ表に出してバーテープ末端を挟んで仕上げました。　この独自？の方法はけっこう気に入ってますが、バンドが目立って雑な感じがします。

当初は黒だったシートポストも今では銀色に換装したし、そろそろ銀色のブルホーンバーに換装したいかな。。。

茶色いコットンバーテープはきっと売れ線なのでしょう、各ショップでも店頭で見かけません。　どんな色の車体にも似合うワイルドカード的な色だからすぐに売れてしまう気がします（注：気のせいかもしれません）。

そこで。　手元にある茶色の品は、昨年たまたまショップ（ライトサイクルさん）にて、入荷直後の段ボールから出してすぐ、店頭に並ぶ前に買ったものです。　そして、私のストック品として１年を過ごして、今ここで使う事になりました。

仕上げてみたところ。　黄色に見慣れてしまうと、茶色というのは地味な色ですね。。

蛇足ですが、ネットで調べると、ニス等で固めるという方法も見受けます。　自分でやろうとは思いませんが、これもまた通好みなやり方ですね。

最後に。　この記事の作業は１か月以上前の６月中旬の事。　早い話、記事をアップするのに１か月半かかったという事で。　夏真っ盛りの今。　カッパ号が臭くならないよう、とっても気を付けております。

冗談はさておき、ロードバイクは楽しく健康的な乗り物です。　サイクリストの同志の皆さま、お互いに熱中症には気を付けて楽しみましょうネ。