アンジェリーナ号の整備ネタが続きます^^ ほとんど改造していないアダムセブン号と比べると、アンジェリーナ号は快適さを大きく欠いており、ガタガタと酷い感触です。
アンジェリーナ号のホイール(冒頭の写真)はロード向けのWH-R500に700×23cのタイヤを履いてるのに対し、アダムセブン号は純正ホイール(SPINFORCE)に700×28cのタイヤです。 快適さの違いはタイヤにあり? アンジェリーナ号も元々は28cでした。
ついては今回。 アンジェリーナ号を28cへ戻したいと思います。
押入れにしまってあった、アンジェリーナ号の純正ホイール。 SPINFORCEに700×28c。 チューブは古いですが、タイヤは2巡目の新品に近い物です。
初期の鉄製フロントフォークを破損して換装したカーボンフォーク。 これはロードバイク向けのフォークの為、クリアランスが狭く28cは入らないと思っていました。 が、それは私の勘違いで、試しに入れてみたらギリギリセーフでした。
あるがまま交換してしまえば簡単ですが、よーく見ると、純正ホイールはスポークのテンション(=張りの強度)が低くて引っ張るとぐにゃぐにゃしており、スポーク交差部は歪んで直線を成していません。
ホイールを語れるほどの知識は私には有りません。 が、その無知な私が見ても、低速ならば柔らかい利点はありそうですが、これではスピードは上がらないだろうと思います。
何事も試しですが、ホイールはWH-R500のまま、タイヤを28cに換装して使いたいと思います。
タイヤの組替えをします。 タイヤ、チューブ共にジャイアント純正ですが、2台ともパンク知らずの優秀な組み合わせです。
チューブを取り出すと「28 x 1-5/8 x 1-1/8」という見慣れないインチ表示。 対象表によると、同じく見慣れない「28-622(ETRTO)」と「700 x 30C(フレンチ)」に相当します。 ん? 30cですって? 組み合わさってたから、ま、いっか。
チューブを挿入前に、このブログではお約束となっているベビーパウダーをまぶしてあげます。
径が厚めで幅も少し太めの28c仕様で、無秩序な改造から戻ってきました。
乗ってみると、、ぐっとソフトになってガタガタ感がかなり和らぎました。 アダムセブンに比べたらまだ硬い感じはしますが、これはホイールの特性なのかもしれません。
ともあれ、思った通りの改善ができたという実感。 やりたい事はまだまだたくさんありますが、いじりたい自転車としてぐっと身近になったのがいちばんの収穫。 満足のいく整備でした。