スタンドはスポーツ系自転車では敬遠されがちです。 私も、ロードバイクであるカッパ号とニワトリ号では使っていません。 理由は? スマートでないから。 フレームに傷がつくから。 重そうだから。 いちいち外さないと輪行できないから。 等々
だからと、出先で建物等に沿って横向きに寄りかけるのは一種の迷惑行為かもしれません(自覚)。 ともあれ、有れば便利であるという理由から、クロスバイク2台にはキックスタンドを付けています。 とりあえず3種類、使ってみたスタンドを検証したいと思います。
実用的でポピュラーな、シートステーとチェーンステーで支える物。 8年以上昔に購入したミノウラのアルミ製で、風雨にさらされても腐食せず優秀な品で、普通に使っている分には不満はありません。
輪行という点では、スタンドを収めた状態でもフレーム後方に突き出る為、都度、工具で外す必要があります。
手軽に輪行をするために、後輪のQR軸に取り付けるジャイアントのアルミ製をゲットしました。
QR軸だけで固定するためアジャスターの調整にコツがいります。 説明書ではQRの左右を逆にせよとあったり(私は逆にしてません)、独断ですがエンド130mmに対し135mmのQR軸へ交換したり、初期設定がちょっと大変。
Pandaで半年ほど使ってみましたが、簡単に着脱できるし、金具がコンパクトなので軽いし邪魔になりません。
自転車を立てるときに安定性がイマイチなのが難点です。 駐輪する場所に僅かな傾斜が有るとダメ。 荷物等で車重が増すと安定が良くなるので、後ろすぎる取付場所のせいかもしれません。
総合的に見て優れた品だと思います。 輪行する人にはおススメです。
クランク付近のチェーンステーを挟んでに取り付けるものです。 スタンドを上げるとチェーンステーの下部に収まるため、輪行の時も邪魔になりません。
Panda(Gios Mistral)では2年前、FDケーブルと干渉するため装着不能。 アダムセブン(Giant Escape R3)には装着できましたが、使ってるうちに振動やスタンドの上下でだんだん位置がズレてきますし、装着部位はキズだらけ。
バイク(自動二輪)はこのあたりにスタンドが付いてるし、きっちり固定されていたら安定はよさそうです。 一方この品は固定が甘いし車種を選ぶ為、人様にはオススメできないかな、私も今は使っていません。
使用レポはこの3種です。 QR取付タイプが最善と思っていますが、きちんと固定できるセンタースタンドがあったらいいのにな~って思います。
番外ですが、5年前に持ってたルイガノの折りたたみ自転車は標準でセンタースタンドでして、チェーンステーブリッジにスタンド専用の穴がありました。
可搬性を優先したフォールディングバイクならではの設計でしょう。 収まりの良いスタンドがきっちとり固定されています。 素敵ですね~
私が取り付けたいクロスバイク(2台)には同じようにチェーンステーブリッジが有り、いずれも横方向に穴があいています。 泥除け装着用の穴でしょうか。 ロードバイクにはチェーンステーブリッジが無いところを見ると、このブリッジはフレームの補強が目的ではなさそうです。 かと言って、自己判断でブリッジを加工するのはよろしくない。。
泥除け用とセンタースタンド用の穴の両方がある700cのクロスバイクが有ったら、かなり素敵なんですけどね~