つるつるホイール

長いこと休眠(^^; 勝手ではありますがぼちぼちと。

復活の整備ネタ?は、古いWH-R500の話です。

このR500は元所有者が不明のところを2008年にリタノフに譲り受け、アンジェリーナR3を経て現在のアダムセブン号へ渡り歩いてきています。

アダムは会社に置きっぱなしで仕事で急いで乗るという繰り返しでしたが、磨耗した上に砂が噛んだブレーキシューをも放置。。
歩行者が振り向くくらい、ギャンギャンと異音が酷くなったので、自宅へ持ち帰りました。

が。 既に手遅れ。 リムには救いようのないほどの傷が沢山つき、シューを交換しても全く改善せず絶望的。
R501があるからそれを後釜に、この子は廃棄と判断したそのとき。 天から声が。。

  やすりで削れ

いえいえ、私は神とか宇宙と交信できませんから。
無責任?に発言した友人の声なのですが、まさか本当にやるとは思ってないでしょうね。

早速、紙やすりを用意しまして。
♯60、♯120、♯240、♯500(耐水)、♯1000(耐水)へと5段階アップ。
タイヤを外し、名刺が入ってたアクリル箱の小さい面に紙やすりを巻き、極力平面同士を当てるように回転方向に沿って削りました。

おおかた磨いたのですが、深く削れた溝までは消えませんでした。 しかし結果は良かった。

装着し運転してびっくり! 異音が完全に消えたうえに、とにかくブレーキがよく効く! すげぇな、これ。

リムの油脂や異物をそぎ落とす為に、ラバー砥石という商品があります。
  
私も持ってたのを忘れて紙やすりを使ったのですが、500~1000くらいの耐水ペーパーなら1枚あたり100円で代用できるし、耐水ペーパーを小箱に巻き付ければ平面を作れるから、むしろ有用でしょうか。

なお、リムには摩耗を示すインジケーターがあります。 シマノの場合はバルブの反対側に針ほどの小穴があり、それが消えると使用限界とされています。
 
損傷が大きい場合、基本的には買い換えるか、プロショップへの相談が良いと思います。

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