セラ・サンマルコとでっかい字で描かれた大胆なデザインのサドルは“チームレプリカ”と呼ばれていますが、年次によって異なるデザインもあります。 皆さんが判別できる為!という建前に私の慣習を交え、この子はデカモジ君と名づけたいと思います。
いつかデカモジ君が欲しいと思っていましたが、どうやらこれは5年ほど前の旧モデルの様。 現状では売られているのを殆ど見かけません。
事の始まりは3ヶ月前。 お世話になってるライトサイクルさんにてサドルを検討。 この時は黒いデカモジ君(=クロデカと呼びましょう)がありましたが、溝(穴)が無いタイプでした。
この時は溝の有無に関係なく、サンマルコ・リーガルが欲しかったので茶色いリーガルを購入しました。 残念ながら、私にはリーガルが合わなかったので1回の走行でヤメて、再び元のスペシャライズド・トゥーペに戻しました。
やっぱり私にはトゥーペが合ってる! これが結論でした。
ところが数日前。 お気に入りのトゥーペが壊れてしまいました。 壊れた事は残念ですが、逆にこれはサドルを選ぶ良い機会でもあり、似た形状としてかねてから気になっていたアスピデもどうだろうか?と思ってPCで調べてたら、デカモジのアスピデの新品をヤフオクで見つけました。
早速、デカモジ君をゲット。 カッパ号に装着したいと思います。 オタノシミ~
新しい物を楽しむ前に改めて。 今までお世話になった“スペシャライズド・トゥーペ143”を振り返りたいと思います。
フレーム買いのカーボン車にショップでアセンブルしてくれたサドルで、この形状からツバメ号という名称をとってました。 幸運にも、最初のこの1発で相性バッチリ。 ツバメ号はヤフオクで売ってしまいましたが、トゥーペはカッパ号で継続使用となりました。
表面的には少し亀裂が発生してる程度ですが、中が折れているので使用不能です。 6年近く丁寧に使ってきましたが、それでも壊れたので使い切った感たっぷりで、その点では満足しています。
トゥーペはカッパ号だけでなく、もう1台のニワトリ号にも装着されています。 リタノフで酷使していたので、そちらも壊れるのは時間の問題かと思いますが、ニワトリ号の場合はその後継にもトゥーペのつもりです。
2台ともトゥーペではつまらないので、今回は異種なデカモジ君を連れてきたのですが、そこはリーガルと同じサンマルコ。 デカモジ君との相性も悪かったら、再び2台ともトゥーペになってしまうかもしれません。 できれば避けたいですけどね。。
幅が3種類(130,143,155mm)あるトゥーペのうちコレは売れ線の143mmですが、それに比べてデカモジ君は細身に見えます。 以前リタノフでトゥーペ130を使ったことがありますが、デカモジ君はそれに似てるかもしれません。 どの位置にどう座ると良いのかは、乗ってからの楽しみです。
トゥーペは168gでデカモジ君は205g。 デカモジ君は同じアスピデでも重い部類です。
厚さの感触ですが、アンコ(中綿?)は少しだけデカモジ君が厚めに感じ、ベースのしなりはデカモジ君の方が硬い印象を受けます。
シートポストに装着。 自分の理想のポジションにセットするために、デカモジ君は思ったより後ろにセットできません。
サドル後退幅。 BB軸よりもサドル先端がどれくら下がってるかを計測していますが、今までは“65mm後退”を確保していました。デカモジ君は限界線いっぱいまで後退させて60mmでした。 たかだか5mmでしょうけど既に限界というのが、何だかねぇ。。
後方にオフセットされたシートポストを選んで使ってるからよかったのですが、もしもこれがオフセットが無いシートポストだったらアウトでした。 ポジションは人それぞれですが、後退幅に要注意です。
同じサンマルコのリーガルもデカモジ君よりさらに後退しにくかったですが、他のサンマルコはどうなんでしょうね?
同じ白いサドルでもデカモジ君にしたことで、ずいぶんとイメージが変わりました。
人が乗っていないような自転車を目指したいと思いますが、とにかく、クロモリは楽しい!
次の課題は、ホイールかな。(^^) テ・グ・ミ
それには仕事がんばって、そして貯金でしょうか。 カッパ号(チネリ)もニワトリ号(Masi)と同じように、このデカモジ君も禁煙・休肝日の貯金から買っています。 オカネかかってる感覚はありませんが、相性が良いサドルである事と願うばかりです。 デカモジ君(^^)