いい歳して猛暑到来を喜んでおりますが、苦手な冬に比べりゃ、夏は至福の季節。 一年中夏でもいいくらいです。
夏が好きであっても、暑さは過酷な条件である事に変わりなく、おのずと荷物が増えがちです。 リュックに入れるとカラダへの負担増となるので、荷物はできるだけ車体へ逃がしたいと思います。
その点、ロードバイクは荷物を搭載できる箇所が少なく、ハンドル周囲、シートポスト、ボトルケージくらいしか選択肢がありません。 この少ない選択肢を活用するべく、、、まずはボトルケージ。
これまでのニワトリ号ではフレームに2ヶ所、シートポストに1ヶ所とで、計3ヶ所にボトルケージが付けてあります。 ボトル型のツールケースに工具を入れてるため、実質2本のボトルが搭載可能です。
普段はこれで十分か、むしろ空席があるくらいですが、猛暑のロングだと話は別です。 ボトルには600ml金属製水筒を使用しており、コンビニで1リットル単位で飲料を購入した際、氷があるとボトル3本分になってしまいます。 結局、空のペットボトル1本を持参してリュックに入れてる始末。 かと言って、500ml単位で買っていては話になりません。。
昨年まではこれで我慢していましたが、今年は半ばお試し感覚で、4ボトル仕様にしてみたいと思います。
2ボトル搭載の「アクアラック」は、円筒状のシートポストへ取り付けますが、これまでのシートポスト(Columbus)は上部が変てこな形ですし、下部であっても、ボトルの重さ+振動に、シートポストが壊れてしまいそうです。
対して、このFELT製アルカーボン。 リタノフでずっと使っていた物、アンジェリーナ号にも使ったりで、使いまわしの品ですw
アルミ芯にカーボンを巻いた「見た目だけカーボン(=カーボン調)」というどっちつかずな品ですが、思いのほか振動吸収に優れ、軽くて頑丈。 こういうときに重宝します。
このカーボン調のシートポストにアクアラック(ProfileDesign製)を取り付け、サドル高と後退幅を合わせ、シートポストを固定します。
お約束?のケミカルとして、ファイバーグリップ。 前のシートポストで残った薬剤をキレイに拭き取り、新たに塗布します。 シートポストを軽いトルクで固定することができます。
もう1つのケミカルに、ロックタイト(ねじロック)。 自転車のネジ類の多くにはバネワッシャーが使用されず、振動で緩みがちですが、特にアクアラックはよく緩みます。 よって、ロックタイトを塗布して簡単に緩まないようにします。
これにて、4ボトル仕様の完成です。
続いて、フロントバッグ。 現在はハンドルにぶら下げるだけの小さなバッグですが、もともとケーブルが邪魔をしてバッグどころではありません。
ネットでいろいろな商品を研究、練った末に、この金具(AKI WORLDオーバーサイズバスケット金具 BK-YI-006)に行き着きました。 コラムスペーサーの1枚を換装するもので、ママチャリの前カゴの金具にそっくりです。
何かの専用部品なのでしょうか。 円の中に小さな凸部があり、このままではコラムへ通りません。 構造上コラムスペーサーは上から挟んでいるだけなので、回転防止に凸があり、凹が有るコラムに対応しているのでしょう(推測)。
このままではニワトリ号に使えないので、回転してしまう欠点を理解した上で、凸部をヤスリで削ってしまいました(苦笑)
昨年ニワトリ号を組み立てたときに、コラムを2cm余分に残したため、この1年間金色の煙突が飛び出ていました。 この作業を機に、、、2cm切る勇気はなく(汗)、1cmカットしました。
出来上がりを見て、、、もうちょっと切ればよかったかな。 まぁ、切りすぎて後悔するよりマシでしょうか。
また、ポジションが少し遠かったので、11cmのステムから10cmのステムに換装。 白ステムがイマイチ似合ってませんね。。 10cmで大丈夫だったら同サイズ黒色の購入を検討したいと思います。
先ほどの金具をコラムスペーサーの1枚として、ステム下方に挟みます。 見た目にはガッチリと付きました。 実際はただ挟んであるだけできちんと固定できてないのが悲しいかな。。
金具の続きはまだ作ってないので、今回は台座をつけたのみ。 あとはゆっくり考えるとして、フロント部は未完成で作業終了。 夏への準備は、まだまだ続きます。