カッパ号のステムの上に飛び出てる煙突がカッコ悪くて気になっておりました。
もともと完成車でなくフレーム+フォークだったので、フォークの長さは自分でカットして決めなければなりません。 ドロップハンドルにした場合と同じ位置に短いステムとブルホーンバーを装着し、念のためコラムを2cm長めに残しておきました。
この半年で2300kmほど乗った結果、ハンドルを上げて使う必要はなさそうなので、ここでコラム・カットをいたします。
と同時に。 前スレッドで準備をしてた通り、カッパ号をドロップハンドルにしてみたいと思います。
ステムの上にコラムスペーサー2枚分(20mm)飛び出ているのを無くしたいので、コラム上部を20mmカットする事にします。
コラム内部のスターナットは20mmも入っていないので、いきなり20mmをカットするとスターナットが出てきてしまいます。 10mm切ったらスターナットを打ち込むという作業を2回繰り返し、結果20mmのカットとしました。
コラムのカット、スターナットの打ち込み作業方法は、こちら(リンク)のニワトリ号の作業をご参照いただきたく思います。 当時の作業ではゴムハンマーを使用しましたが、軽量ハンマーでは埒が明かないので、重さのあるハンマーで丁寧に打ち込む作業としています。
コラムカットを終えた後は、鉄がむき出しになったコラム部が錆びるのを防ぐため、うっすらとグリスを塗布しておきます。 防錆を目的としたケミカルではありませんし、独断ですが、水滴付着の防止には役立つかと思います。
シフト系のケーブルを緩めて外し、お気に入りのWレバーを外します。 私にとってWレバーがこのカッパ号の特徴でもあるので、本当は外したくないんですけどね。
Wレバーを外したところへ、フレームセットにパーツとして付属していたアウター受けを装着します。 こうして、Wレバーかアウター受けかを選べるところが、このカッパ号を選んだ理由のひとつです。
あとは、ステムとハンドルを装着、ケーブルを配し、バーテープを巻いて作業完了です。
一時的な利用ではありますが、アウターケーブルの両端を削って平らにしたり、チタンスプレーを混入する等、作業は丁寧に行いました。 作業内容はいつも通りでブログ既出ですので、本スレッドでは省略します。
出来上がってみて、、、なんじゃこら?
、、デザインのセンスなさすぎ
今回できあがったカッパ号は白いステムに黒いバーテープです。 同品の既製品は、白いバーテープが巻かれていて、普通にカッコよく見えます。 試しにステムの白い部分を隠すと違和感がなくなるところ、白いステムが失敗だったかな。 なんせ、有り合わせですから(笑)
使用感を試すため、小田原を通過して箱根湯本まで片道を走ってみました。 たった120kmで結論は出せませんが、200kmライドは問題なく出来そうなほどに快適でした。
それにしても、カッコよくない。
当初は1~2ヶ月使ってから元のブルホーンへ戻すつもりでしたが、早々にやめて元に戻したいと思います。 ブルホーン、オカエリ~(^^)
2千円でお釣りがくるような廉価なブルホーンバーで、使いにくいからと切腹させたものです。 それが思いのほか使い勝手がよく、ギドネットレバー、Wレバーと共にすごく気に入っています。
他の方からどう見えてるのかは分かりませんが、他にこのスタイルのロードバイクを見かけないのも、私には嬉しい事です。 何事もやってみないと分からないもんですね。
ともあれ、煙突をなくしたところでショートブルホーンに戻したら、改めてカッパ号の完成となります。 カッパ号はこれでいいとして、ニワトリ号の煙突もカットしなきゃですヨ。。