ガチャガチャはカリパクで

ニコマートFT。 1965年頃のカメラで、私と同い年。

母のオリンパスペンを借り『一眼レフほしいなぁ』と願ってた小学生の私は偶然?家でニコマートを見つけました。 溜込癖ある母は『アナタにはまだ早い』と私に渡すのを拒みました。ツカッテネーナラヨコセ とりあえず数日借りる事にしまして、そのまま現在へ至ります。

シャッターを切るとガシャーンと大きな音立ててミラーがはね上がり、ファインダーの視界が真っ暗になる。 これがイチガンね! めっちゃ感動でした〜

ニコンのレンズは絞りリングの中央にカニ爪がついてます。 正しくは『露出計連動爪』と。 当時憧れのF2フォトミックやFMの頃?からカニ爪でないAiニッコール方式に変遷しましたが、同じᖴマウントなので絞りリング交換により旧レンズもAiニッコール対応可でした。 ᖴマウントは1959年以来まだ健在、ニコンってスゴイね! (ミラーレスはZマウント)

この50mmレンズも絞りリングをAiニッコール向けに換装。 互換のおかげで、後に購入したFE(FMの弟分)はボディのみでOKでした。 そりゃ新しいレンズ欲しかったけど、あの当時は『贅沢は敵』だとか『子どもの分際で、、云々』がフツーですから。

話戻ってニコマートFT。 ボディ側のピンをカニ爪に当てそびれて絞りが空回りしてたり、けっこう難しい。 ピンボケとか手ブレは日頃からのご愛嬌で、露出合ってない写真もたまにありました。

合ってない露出? まさか。 装着したら絞り環を端から端まで回す『ガチャガチャ』というニコンの儀式をやらなかったのが原因か? 今でこそネットで知る機会が多いけど、当時はこんな重要なことさえ知らず。。

この際、いったん母に返却して、、トリセツ共に借り直そうか。。 オレニハマダハヤイ?

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